OPCの血管強化、血管修復作用について

さまざまな効用を持つOPCですが、血管を強化、修復することも明らかになっています。

ハンガリーの著名な科学者、ドクター・ミクロス・ガボールはOPCが毛細血管を強化する事を確かめています。彼は、OPCが脳の血管が破れるような弱さにならないように強度を保つ働きをしていると述べています。

またフランスの研究者たちは、高血圧患者、糖尿病患者、高血圧の糖尿病患者を対象にした試験を二重盲検法(にせ薬との比較)で行っていますが、OPCは毛細血管の抵抗力を25%高めているという結論を出しています。

ドイツのミュンスター大学薬理学教授のドクター・ペテル・ローデヴァルドと彼の同僚たちは、OPCが毛細血管の強度を高める能力があることを示す実験を行っています。中高年者の皮膚に真空装置を当てると、皮膚の中に微小な出血がたやすく見られますが、被験者にOPCを一回だけ100mg摂ってもらってから、真空装置を当てたところ、容易には出血しませんでした。「これはOPCが毛細血管を強化したために簡単に漏出したり、出血しなくなったことを意味している。」と、ローデヴァルド教授は言っています。

アメリカの健康と栄養の権威、ジーン・カーパー女史も「これほど血管を強くしてくれるもの、静脈瘤と戦ってくれるものは他にない。」として、OPCをお勧めしています。

OPCは、加齢や病気によって脆弱化した血管をより完全な血管に変え、血液がスムーズに流れ、漏出をなくす働きを持つことが分かっています。では、OPCは一体どのようにして、血管を修復・強化するのでしょうか?

ジャック・マスクリエ博士の説明によると、血管壁にあるコラーゲンとエラスチンという2つのたんぱく質が、血管壁の柔軟性と透過性を決定する重要なもので、血管壁が堅いか、強いか、柔軟性があるか、もろいか、漏出しやすいかどうかは、それによって決定されます。OPCは、この2つの建築ブロックとも呼べるタンパク質に結びついて、活性酸素等により血管壁が変性してしまうのを防ぎ、さらに血管壁の合成・成熟をサポートするのです。つまり、血管壁を外敵から守りながら、結合組織の構造をサポートし、抵抗力のある強い血管壁にしてくれるのです。